コージェネの種類と特徴
内燃機関にはガスタービン、ガスエンジン、ディーゼルがある。産業用等の多量に熱を消費するサイトにはガスタービンを、また起動停止を毎日行いかつ電力需要が高い場合はガスエンジンやディーゼルを用いる。他に、燃料電池(固体高分子、リン酸、炭酸溶融塩、固体酸化物)等がある。
内燃機関を活用したコージェネレーション
ガスタービン

内燃機関の1つで、燃料の燃焼により生成した高温のガスでタービンを回し、その力で発電機を回すことで発電する。
体積や重量が比較的小さく・軽く、高出力が得られることから元々航空機エンジンとして用いられる。また、定置式としても多く用いられている。
ガスエンジン

ガスを燃料として動かすピストンエンジンのこと。
希薄燃焼(リーンバーン)エンジンが開発され、更にミラーサイクル化により高効率化された。
次いでロングストローク化や圧縮自着火方式の技術開発等が行われている。
ディーゼルエンジン

ドイツの技術者ルドルフ・ディーゼルが発明した内燃機関。
ピストンで空気を圧縮し、高温高圧となった空気に軽油等の液体燃料を噴射し、自然着火させる。熱効率は比較的高いが、その仕組み上、着火の制御が難しく、着火までのタイムラグが生じ、高圧縮が必要なこともあって、騒音や振動を発生しやすい等の特徴がある。
コンバインドサイクル(熱利用ありの場合)

ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせ、高効率複合サイクル発電としたもの。
燃料電池を活用したコージェネレーション
固体高分子形燃料電池

・平成21年度より、家庭用コージェネとして普及が開始された方式である。内燃機関とは異なり、燃料の化学的エネルギーを直接電力に変換するため、騒音・振動等がほとんど発生しない上、小容量でも発電効率が高い。
・電解質に高分子膜を使用するこのタイプの燃料電池は、作動温度が常温~90℃と低いため、家庭用や自動車用等の比較的小容量の発電用途に向いており、今後の普及が大いに期待される。
固体酸化物形燃料電池

・電解質にセラミックを使用するこのタイプの燃料電池は、700~1000℃といった高温で作動するため、CO等を多く含む石炭系の燃料ガスにも対応可能な方式として、現在開発が進められている。将来、大規模発電所では60~70%以上の発電効率が実現できると期待される一方、その高発電効率の特長を活かし、平成23年10月からは家庭用における実用化が開始される。
ボイラ&蒸気タービンを活用したコージェネレーション
蒸気ボイラ&蒸気タービン 熱電併給

蒸気ボイラで蒸気を作り、その力で蒸気タービンを回して発電する。
工場ではプロセスにおいて大量の蒸気を使用しており、高圧から減圧する際にエネルギーロスが発生するが、これを有効利用して発電を行うことができる。
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