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廃熱利用機器の高効率化

廃熱投入型吸収冷温水機の高効率化

民生用分野におけるコージェネ廃熱利用の最もポピュラーな方法であり、廃熱の回収方式等により大別して以下の3方式が挙げられる。

廃熱温水投入型

廃熱温水投入型

・これまで最も多く適用されてきた方式であり、コージェネの廃熱を全て高温温水(約90℃)として回収し、廃熱投入型吸収冷温水機に投入するものである。

・最新型の二重効用型装置では、冷房時COPは1.45(1次エネルギー換算)を示し、さらに空調負荷50%程度まではコージェネ廃熱のみで運転可能である(見掛けの冷房COPは無限大)。装置効率は非常に高まり、冷房期間のベース運転機としての役割が期待される。

蒸気投入高効率

蒸気投入高効率

・本方式は、コージェネ廃熱を温水(ジャケット廃熱)・蒸気(排ガス廃熱)として回収し、温水は途中の中間熱交換器へ、また蒸気は外部からの供給を含め再生器へ投入し、冷房時COPは1.6(1次エネルギー換算)に達す」る。

・本方式は蒸気供給を必要とすることから、大規模物件や地域冷暖房供給地域において採用され、高い効率性能を元に省エネ・CO2削減に大きく貢献している。

廃ガス・廃熱投入型

廃ガス・廃熱投入型

・本方式は、エンジン冷却廃熱を温水として回収し、温度レベルの高い排ガス(400℃程度)を直接吸収冷温水機の再生器へ投入し、効率的により多くの廃熱を活用可能とした方式である。

・冷房時COPは1.8~2.4(1次エネルギー換算)に達しており、また部分負荷50%程度までは廃熱のみで運転可能である。

・本方式は年間を通じて冷房を行う施設において効果的であり、最近では商業施設等に多数導入されている。