トップページ > コージェネについて > 高効率排熱利用機器-1

高効率排熱利用機器-1

排熱利用吸収冷凍機

民生用分野におけるコージェネ排熱利用の最もポピュラーな方法であり、排熱の回収方式等により大別して以下の3方式が挙げられる。

排熱投入型ガス吸収冷温水機(ジェネリンク)

排熱温水投入型

  • ガスエンジンの排温水を補助熱源として有効利用することで、主燃料であるガスの使用量を20~40%(排温水利用による定格時の冷凍出力比率)削減できる冷温水機(冷暖房が可能)である。
    現在では、ガスエンジンコージェネの主要熱源機となっている。

蒸気焚ジェネリンク

蒸気投入高効率

  • ガスエンジンからの排ガスから蒸気を作り、これを補助熱源として有効利用することで、主燃料であるガスの使用量を排温水で15%、排蒸気で30%(排熱回収増大型は排温水で15%、排蒸気で60%)削減可能な冷凍機である。
    蒸気を利用している病院や工場、地域冷暖房用途に適している。

排ガス温水投入型ガス吸収冷温水機

排ガス・排熱投入型

  • ガスエンジンからの排温水と排ガスを直接吸収冷温水機に投入し、ガスエンジンと冷温水機の一対一で運転を行う。
    温度レベルの高い排ガスを直接投入することで、より効率よく排熱を活用することができる。