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2015/07/16
ドイツがエネルギー転換政策で新たな政治的合意

 ドイツ連邦政府は、7月1日、エネルギー転換(Energiewende)目標達成のため、コージェネ(CHP)への追加的支援を含む新たな支援策について政治的合意に達した。
 CHPに関する主な内容は以下のとおり。

・ドイツ政府は、同目標達成のための主要政策の一つとしCHPを位置付け、2020年に向けたCO2追加必要削減量(22百万トン/年)の18%(4百万トン/年)をCHPによる削減から達成することを織り込み
・高効率CHPへの支援上限額を7.5億ユーロから15億ユーロへ倍増
・石炭火力の天然ガス火力へのリプレースに対し、5億ユーロを割当
・天然ガス炊きCHPへの暫定的な支援(⇒CHPから発電のみ/熱生成のみのプラント化を回避するため)
・蓄熱設備への支援増額(⇒CHPプラントでの電力価格に対応したより柔軟なCHP運転を可能とするため)

 今後、上記を具体化し、2015年末までに実施するための条項の採択に向けた審議が進められる予定(高効率CHP発電電力に対するプレアム付与を規定するCHP法についても2015年末までに改正の見通し)
<以上、Cogen Europeからの情報による。詳細は別添資料をドキュメントダウンロード-1より参照>

ドキュメントダウンロード-1

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