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2015/07/22
防災用自家発をBCPに活用 日立と三井不動産が改修システムを発売 (7月15日)

 日立製作所と三井不動産は、消防用の負荷設備に電力を供給することを目的にビルや事業所に設置されている防災用発電設備を活用して防災負荷以外にも電力を供給できる電力制御システムを開発した。
 停電時の非常用発電機(防災用発電設備)の発電能力の一部を余剰電力と考えて活用する。非常用の電力には、保安用照明や保安用空調機などの保安用電力と、スプリンクラーや消火ポンプの電力となる防災用電力があるが、停電時に火災が発生していない場合には、スプリンクラーなどの防災用設備を稼働させる必要がないため、防災用電源として設置されている自家発電設備の一部を余剰電力として活用する。日立と三井不動産は、既に、複数物件で設備状況の調査を開始しており、今後、オフィスビル、医療施設、公共施設向けに提供し、既設の防災用発電設備を活用する低コストのBCP対策として提案していく。

 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/07/0715a.html

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