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2023/09/21
日本サーモエナー、CO2回収設備向け『CO2濃縮型小型貫流ボイラ』の開発について(9月13日)

日東電工の協力のもと、高分子分離膜によるCO2回収設備向けに、ボイラ排ガスのCO2濃度を従来の約3倍に高めることが可能な「CO2濃縮型小型貫流ボイラ」を開発した。
蒸気負荷の変動に追従する排ガス再循環制御システムによって、小型貫流ボイラの排ガス中CO2濃度を25~30vol%(条件によっては最大50vol%)に濃縮して排出することに成功。
本製品は2024年度内での発売開始を、その初号機については同社への納入を計画している。
併せて、回収したCO2を活用するメタネーション技術を有するパートナー企業との実証試験を進めている。

◇本製品の特長
 ・換算蒸発量0.5t/h、1.0t/h、2.0t/hの3機種に対応予定
 ・従来ボイラ2台分の省スペース化を実現
 ・従来ボイラ同様の負荷追従特性

 https://www.n-thermo.co.jp/topics/detail.php?pkId=88

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