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業界最新動向

国・行政の動き

2016/02/04
経産省、卸電力市場活性化に係る今後の議論の進め方について(1月22日)

 電力取引監視等委員会制度設計専門会合(第4回)にて、卸電力市場の活性化に関する今後の議論の進め方が提示された。

*卸電力市場の現状:
 - 売買入札量は一般電気事業者による自主的取組が実施されて以降、着実に増加
 - 売買約定量も、同様に着実な伸張を見せる
 - 日本の販売電力総量に対する卸電力取引所での取引量シェアは約2%
 - 平均約定価格は下降傾向にあるが、燃料価格の低下による影響が少なくないと見られる

*課題認識:
 - 約定の内訳は、売買ともに(小売市場でのシェアを拡大している)新電力が取引を拡大しており、一般電気事業者のシェアは相対的に低い状況 - 一般電気事業者の売入札電源は、入札制約や予備力の影響も受け、価格競争力が乏しいものが多い。その結果、約定につながっていない可能性がある
*今後の検討論点:
 - 一般電気事業者による自主的取組み等これまでの取組みの評価
 - 今後の卸電力市場活性化のための取組みの在り方
 - 常時バックアップの今後の方向性(将来的な廃止) 等

 http://www.emsc.meti.go.jp/activity/emsc_system/004_haifu.html

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