業界最新動向
国・行政の動き
- 2023/06/15
- 経済産業省、2023年度夏季の電力需給対策を決定(6月9日)
◇2023年度夏季の電力需給見通し
10年に一度の猛暑を想定した電力需要に対し、全エリアで安定供給に最低限必要な予備率3%を上回っている。その中で、東京エリアについては、追加供給力公募(kW公募)により供給力を積み増したものの、一部電源の補修期間の延長が生じ、現時点での7月の予備率は3.1%と非常に厳しい見通し。
◇東京エリアにおける2023年度夏季の電力需給対策
予備率が厳しい見通しとなっている東京エリアにおいて、追加供給力の確保、無理のない範囲での節電の協力の呼び掛け、電源の補修点検時期の調整を進める。
◇全国エリアにおける2023年度夏季の電力需給対策
全エリアで安定供給に最低限必要な予備率3%を上回っているものの、気象状況の変化に伴う想定を超える電力需要の増加や、電源のトラブル等による供給力の減少等には引き続き十分な注意が必要であり、これまで行ってきた電力需給対策は継続して取り組んでいく。
https://www.meti.go.jp/press/2023/06/20230609009/20230609009.html