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2015/03/19
三菱重工、宇宙太陽光発電システムの無線送電技術の地上実証試験に成功(3月12日)

 三菱重工業は、宇宙太陽光発電システムの中核技術として開発が進んでいる無線送電技術の地上実証試験を実施し、長距離の無線送電に成功した。
 神戸造船所内に実証用装置を設置して、送電ユニットから10kWの電力をマイクロ波で無線送電し、500m離れた受電ユニット側に設置したLEDライトを点灯させた。500mの無線送電距離は国内最長で、送電した10kWの電力も国内最大電力となる。実証試験ではビームが受電ユニットを外れて放射しないように制御する先進の制御システムの適用試験も実施し問題のないことも確認した。実証試験は、経済産業省から宇宙システム開発利用推進機構が委託を受けた「平成24年度太陽光発電無線送受電技術の研究開発事業」の一環。

 http://www.mhi.co.jp/news/story/1503125626.html

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