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2015/04/28
東芝、太陽光と燃料電池で自立型電源 川崎市と共同実証 (4月20日)

 東芝は、川崎市の臨海部で、太陽光発電と燃料電池を組み合わせた自立型電源の実証試験を開始した。
 太陽光発電の電気で水を電気分解して水素を製造し、貯蔵した水素を燃料として燃料電池で発電する。水と太陽光のみで稼働できるため、災害時にライフラインが寸断された場合でも自立して電気と温水を供給できる。貯蔵した水素で300人に約1週間分の電気と温水が供給できる。コンテナ型パッケージに必要な設備が納められているため、トレーラーでシステムを被災地に輸送することもできる。実証運転では水素によるBCPシステムや平常時の有効性を検証しシステム全体の高効率化を目指す。

 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_04/pr_j2002.htm

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