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2015/05/28
リコー、高出力で柔軟性がある「発電ゴム」を開発 圧力や振動を電気に (5月18日)

 リコーは、圧力や振動によって発電する新しい柔軟材料「発電ゴム」の開発に成功した。
 圧電材料としてはセラミックスや高分子樹脂などがあるが、セラミックスは比較的多くの電力が取り出せるものの、壊れやすく重いなどの課題があり発電材料としては活用範囲が限られていた。リコーが開発した「発電ゴム」は、柔軟性が高いフレキシブルなシート形状で、セラミックスの圧電材料と同等の高い発電性能を持つ発電材料。数百万回の繰り返し負荷試験でも性能劣化がないという耐久性も有しているという。
 リコーでは、センサーの電源など、多方面での活用に向けて実用化開発を進める。

 http://jp.ricoh.com/release/2015/0518_1.html

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