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2016/08/18
東芝、大型の純水素燃料電池システムを受注 CO2フリーの100kW (8月8日)

 東芝は、総合化学メーカーのトクヤマから、環境省委託の実証事業用として使用される出力100kWの純水素燃料電池システムを受注した。
 山口県周南市にあるトクヤマの苛性ソーダ製造工場で、発生する副生水素を燃料として発電、プールの照明やポンプの動力など、施設で使用する電力の大部分を賄う自家用電源として使用される。また、発電過程で生じた温水は、シャワーの水を温めるボイラーの予熱熱源として使用される。環境省の委託事業「地域連携・低炭素水素技術実証事業」として、副生水素を利活用する実証事業として検証が行われる。東芝が100kW級の大型純水素燃料電池システムを受注するのは初めて。2017年3月から運用が開始される予定で、システムは、東芝が開発した純水素型エネファームの長寿命技術やセルスタック技術を大型の燃料電池に応用して独自に開発した。

 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_08/pr_j0802.htm

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