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採用事例

2016/09/22
日立造船、産総研向け屋外設置の水素発生装置を受注 再エネ電気を水素に(9月15日)

 日立造船は、産業技術総合研究所向けに固体高分子型水電解水素発生装置(5Nm3/h)を受注した。
 産総研と清水建設が取り組んでいる再生可能エネルギーの余剰電力を水素に変換して貯蔵しエネルギー利用する研究開発の中核システムとして採用されたもので、産総研の福島再生可能エネルギー研究所に設置され、太陽光や風力発電による電力で水を電気分解して水素を発生させ貯蔵する。気象や自然条件により出力が常時変動する再エネ電源の出力に追従して水素を製造することができ、換気機能を備えたコンテナ内部に構成機器を収納することで屋外設置を可能としている。日立造船は、当時の通産省のサンシャイン計画から一貫して水素発生装置の開発に取り組んでおり、将来の水素社会を見据えた大型の固体高分子型水電解水素発生装置の開発や、水素とCO2を反応させてメタンを生成するメタネーションの研究開発も継続的に行っている。

 http://www.hitachizosen.co.jp/news/2016/09/002307.html

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