4.2 大容量貯湯モデルのしくみ

  • 従来のエネファームは、タンクに貯蔵しているお湯が足りない場合、バックアップ熱源機でガスの燃焼により給湯を行っておりましたが、大容量貯湯モデルはバックアップ熱源機非搭載で、その代わりとして貯湯ユニット内に専用ヒーターを備えています。
  • 大容量タンクを搭載することで、発電時に発生する熱をより多くタンクにためることができ、発電に発生する熱だけでは不足するときは、発電した電気によりヒーターを活用してお湯をつくります。

①発電のしくみ

ガスから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させることで発電します。

②給湯のしくみ

発電時に発生する熱を利用して約60℃のお湯をつくり、設定温度になるよう水と混ぜて出湯します。

発電時に発生する熱だけで足りないときは、発電した電気による余剰ヒーターも使い必要なお湯をつくります。残湯量が減った場合は、エネファーム以外の電力による貯湯ヒーターでお湯をつくります。

③追いだきのしくみ

タンクのお湯と熱交換して、ふろのお湯を温めます(タンク残湯量1メモリ以上必要)。タンクの温度が低い場合は、貯湯ヒーターでタンクのお湯を温めながら追いだきします。