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2016/01/14
住友電工、北海道電力とともに大型蓄電システムの実証試験開始(12月25日)

 北海道の南早来変電所で進めてきた大型蓄電システム(レドックスフロー電池、定格出力15,000kW、容量60,000kWh))の設置工事が完了し、実証試験を開始した。

<実証事業期間>
設置工事:平成25年7月~平成27年12月
実証試験:平成27年12月~平成31年3月(予定)

<実証試験項目>
*蓄電池を周波数調整用電源とみなした周波数変動抑制制御手法の開発
これまで火力発電や水力発電が担ってきた周波数調整機能と大型蓄電システムを組み合わせることにより、周波数調整力に与える効果を検証

*蓄電池による、余剰電力(下げ代)対策運転手法の開発
風力発電や太陽光発電の出力予測等に基づき、大型蓄電システムを効果的に運転することにより、再生可能エネルギーの出力増加に伴い発生する余剰電力を減少させる効果を評価

*レドックスフロー電池の性能評価
大型蓄電システムの性能評価、システム効率評価など
本実証試験は、経済産業省が一般社団法人新エネルギー導入促進協議会を通じて募集した「大型蓄電システム緊急実証事業」に採択されている。


http://www.sei.co.jp/company/press/2015/12/prs098.html

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