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国・行政の動き

2022/12/01
経済産業省、令和3年度エネルギー需給実績を取りまとめ(速報)(11月22日)

◇需要動向
・最終エネルギー消費は前年度比2.0%増。うち石炭は同12.1%増、都市ガスは同4.5%増、電力は同2.0%増、石油は同0.4%減。
・部門別に見ると、企業・事業所他が前年度比4.5%増(うち製造業は同5.6%増)、運輸が同1.0%増の一方、家庭は同6.5%減。

◇供給動向
・一次エネルギー国内供給は、前年度比3.4%増。化石燃料は同1.4%増となり、8年ぶりに増加。再生可能エネルギー(水力含む)は9年連続で増加。
・化石燃料では、石炭は前年度比6.8%増、石油は同2.9%増、天然ガス・都市ガスは同6.4%減。非化石燃料では、原子力は同82.6%増、再生可能エネルギー(水力を除く)は、太陽光発電がけん引し同10.3%増。非化石燃料のシェア増加により、化石燃料シェアは東日本大震災以降で最小となった(83.2%)。

◇CO2排出動向
・エネルギー起源CO2排出量は、前年度比1.2%増、2013年度比20.7%減となる9.8億トンとなり、2020年度に引き続き10億トンを下回った。
・部門別では企業・事業所他が前年度比3.8%増、運輸が同1.0%増、家庭が同8.3%減。

 https://www.meti.go.jp/press/2022/11/20221122001/20221122001.html

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