トップページ > 業界最新動向 > 霧島酒造、サツマイモ発電事業を開始(8月29日)

業界最新動向

新製品・新技術

2014/09/05
霧島酒造、サツマイモ発電事業を開始(8月29日)

 霧島酒造は、芋焼酎の製造過程で生じる芋くずや焼酎粕を原料としてバイオガス発電する「サツマイモ発電」による発電事業を開始する。
 サツマイモによる発電事業は国内では初めて、年間約400万kWhの発電量が見込まれ、本格焼酎メーカーとしては国内最大規模の発電量となる。発電した電力は、固定価格買い取り制度により九州電力に売電する。霧島酒造では、1日最大800トン発生する焼酎粕をメタン発酵によりガス化し、焼酎製造工程の蒸気ボイラー熱源として活用しているが、発生するメタンガスの44%程度しか利用できていなかった。発電利用することで、ほぼ100%が利用できることになる。年間約1億5千万円の売電収入を見込んでいる。

 http://www.kirishima.co.jp/news/2014-08-29/pdf/news.pdf

一覧に戻る