三井造船は、３千ｋＷ級のガスエンジンで発電効率４７.８％を達成した。ＮＥＤＯのプロジェクト。
　従来の中速ガスエンジン発電システムで発電効率を約１０％高め、２倍以上の負荷追従性も実現した。ガスエンジン単体の改良により、３千ｋＷ級ガスエンジンとしては世界最高レベルとなる４７.８％（ＬＨＶ）を達成、さらに、ガスエンジンに過給機余剰動力回収システム（ＴＨＳ）や、低温廃熱回収システム（ＶＰＣ）を付加した発電システムでは初めて５０％を上回る発電効率５０.６％を達成した。すでにプロトタイプ機による発電システムの実環境運転に取り組んでおり、分散型電源用途をはじめ、常用自家発電・コージェネレーション用途、各種災害に備えた非常・緊急対応電源などとして、早期の実用化を目指す。

　http://www.mes.co.jp/press/2015/pdf/0728.pdf

◇ＮＥＤＯ
　http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100418.html