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業界最新動向

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2016/01/14
宇部興産、工場排熱発電設備の稼動開始(1月7日)

 苅田セメント工場(福岡県)で2014年6月から建設を進めていた排熱発電設備(発電能力12,650KW)が完成し本格稼働した。
 セメントの主要原料であるクリンカーは、石灰石などの原料を1,450℃のキルンに投入(焼成)することで製造しており、キルンに投入する前の原料を予熱するためのプレヒーターと、できあがったクリンカーを急冷するためのクリンカークーラーの排熱を利用して発電す
る。
 本設備により、工場のエネルギー原単位は約15%改善し、エネルギー起源CO2排出量も約10%削減(約5万t/年)する見込み。

 http://www.ube-ind.co.jp/japanese/news/2015/20160107_01.htm

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