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2016/03/17
東芝燃料電池、純水素燃料電池システムを発売 (3月8日)

 東芝燃料電池システムは、純粋素を燃料とする700Wの燃料電池システムを商品化し、販売を開始した。
 水素ステーションなどで供給される純粋素を燃料として発電し、極めて高効率で発電できる。2014年度に山口県で実施した実証事業で開発したモデルをベースに開発を進め、世界最高水準の発電効率55%を実現。水素を直接燃料とするためCO2を全く発生させずに発電できるほか、起動時間も1~2分という短時間で発電開始できる。今後、再エネを利用した電解水素などを利用できるビル施設や、水素ステーション等向けに販売していく。
 さらに、出力の大きい3.5kWの純粋素燃料電池システムについても2017年度中の製品化を目指して開発中で、近々実証試験を周南市で開始することにしている。

 http://www.toshiba.co.jp/product/fc/whatsnew/news/20160308.htm

◇東芝の水素インフラ事業について
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_04/j0601/20150406ppt.pdf

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