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2016/09/22
東芝、トヨタ自動車工場で3.5kW純水素燃料電池システムが運転開始 (9月12日)

 東芝がトヨタ自動車本社工場に納入した出力3.5kWの純水素燃料電池システムが運転を開始した。商用機としては初めての3.5kW機の設置案件で、トヨタ自動車本社工場のエネルギー管理棟に設置され、エネルギーの最適運用に向けた実証試験用として運用される。
 水素を直接燃料とするためCO2を全く発生させずに発電できるほか、極めて短時間で発電起動することができるなどの特長がある。発電した電気と生成される温水は、エネルギー管理棟に供給され、照明や空調などに利用される。トヨタ自動車は、工場で排出するCO2ゼロに向けた取り組みを進めており、CO2を排出せず高効率に発電できる純水素燃料電池システムの環境性能を実証試験で評価する。

 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_09/pr_j1201.htm

・トヨタ自動車
 本社工場内に定置式の純水素燃料電池を活用したゼロエミッションビルを建設
 ~建物でのCO2排出量ゼロを目指し、エネルギー最適運用の実証を開始~

 http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/13548615

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