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燃料電池を活用したコージェネレーション

燃料電池の発電原理

  • 燃料電池方式は、水に電気を加え水素と酸素を取り出す電気分解の逆の原理で電気を作り出すシステムである。
  • 都市ガス等の燃料を改質して取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させると水ができるが、この反応は発熱反応であり、電気と同時に熱も発生する。発電効率が高く、省エネ性・環境性にも優れている。

燃料電池の種類

  リン酸形
PAFC
溶融炭酸塩形
MCFC
固体酸化物形
SOFC
固体高分子形
PEFC
電解質 リン酸水溶液 溶融炭酸塩 セラミックス 高分子膜
作動温度 200℃ 650~700℃ 700~1000℃ 常温~90℃
発電効率
(HHV)
36~38% 40~50%
50%以上(コンバインドサイクル)
40~50%
50%以上(コンバインドサイクル)
30~37%
 
開発状況 実用化 実用開始 実用化 実用化
用途 工場・業務用 工場・業務用      工場・業務用
・家庭用  
家庭用・自動車
・携帯用 
発電容量 100~400kW  250kW~数MW 1kW級(家庭用)
~1MW
1kW級(家庭用)

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