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パナソニック㈱:「エネファーム」の戸建住宅向け新製品を発売(2023年03月09日)

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック)は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」(以下、エネファーム)の戸建住宅向け新製品を開発し、2023年4月21日に発売します。

昨今、カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギー導入および省エネルギーへの取り組みが加速しています。当社はエネファームを2009年に一般発売し、家庭における省エネルギーへの取り組みを強化してきました。今後のさらなるCO2排出量削減への貢献のため、新製品では、コージェネレーションシステムとしての機能の進化と、J-クレジットの認証取得を支援する取り組みを行います。

コージェネレーションシステムは、発電し、同時に発生する熱を回収して有効利用するシステムです。エネファームが供給する熱をうまく利用することで、家庭でのエネルギー自給率を高めることができます。そこで、エネファームの熱の利用先として、従来の給湯・暖房に浴室乾燥も加えることでより多くのエネファームの熱を活用できるようになります。また、エネファームにより削減したCO2排出量がJ-クレジットとして認証されることにより、カーボンニュートラルに貢献することができます。自治体やガス事業者によるJ-クレジット認証取得を支援していきます。さらに、より省スペースで設置できるよう、従来よりも奥行を50mm削減した薄型化を行いました。これにより住宅外壁から500mmのスペースにもスリムに設置することができます。

令和4年度補正予算では、『住宅省エネ2023キャンペーン』における給湯省エネ事業として、エネファームに対する補助事業の実施が決定しました。当社は、エネファームのさらなる普及拡大を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献して参ります。

<特長>
1. 発電で発生する熱を浴室乾燥にも使える~プレミアムヒーティング機能を拡充
2. 住宅外壁から500mmのスペースにも設置できるスリム貯湯タンク
3. LPWA全数ネット接続環境を活用したJ-クレジット認証取得の支援

パナソニック㈱のプレスリリースはこちら

https://news.panasonic.com/jp/press/jn230309-1

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