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2025/01/30
東海理化、熱処理炉の燃焼で使用する都市ガスの水素化を実現(1月22日)

カーボンニュートラル実現を目指す取組みの一つとして、熱処理を行う量産機での水素燃焼技術の実証試験が完了し、熱処理炉の燃焼で使用する都市ガスを水素に置き換えることが可能となった。
今回、豊田工場の熱処理を行う量産機での実証実験を行い、シートベルトリトラクタ部品の熱処理工程で、焼入れ炉の都市ガス用バーナを水素・都市ガス兼用バーナへ置き換え、実際に水素を燃焼して生産を行い、水素への代替にて品質に問題ないことが確認できた。今後は継続して、熱処理以外の鋳造ラインなどで、エネルギーの水素化を検討していき、水素社会が到来するとされる2030年以降に水素を率先して使用することで、カーボンニュートラルの実現に貢献する。

 https://www.tokai-rika.co.jp/release/file/20250122.pdf

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