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国・行政の動き

2015/12/17
経産省、省エネベンチマーク制度の見直し方針を提示、優良事業者名等を公表へ(12月9日)

 総合資源エネルギー調査会工場等判断基準WGの9日の会合で、省エネベンチマーク制度の見直しの一環として2016年度から導入予定の事業者クラス分け評価制度について、事務局から詳細な内容が提示された。
 本見直しでは、省エネルギー法に基づき定期報告を提出する全ての事業者を、省エネへの取組み状況から S/A/B/C の4クラスに分け、優良事業者は業種別に公表する一方、停滞事業者については厳格に調査する。

*Sクラス事業者:
 省エネが優良な事業者で、努力目標かベンチマーク目標を達成していることを条件とし、経産省のホームページで事業者名や連続達成年数を表示する。

*Bクラス事業者:
 省エネが停滞している事業者で、過去5年間平均原単位が5%超増加している者などが対象。注意文書を送付し、現地調査や立ち入り検査を重点的に実施する。

*Aクラス事業者:
 一般的な事業者でSクラスにもBクラスにも該当しない者。

*Cクラス事業者:
 注意を要する事業者で、Bクラスの中でも特に判断基準の順守状況が不十分な者。

◇ベンチマーク制度に関する今後の方針について(資源エネ庁)
 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/sho_ene/koujo_wg/2015/pdf/003_01_00.pdf

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