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国・行政の動き

2023/04/27
経済産業省、「令和3年度(2021年度)エネルギー需給実績を取りまとめ」(4月21日)

◇需要動向
・最終エネルギー消費は前年度比1.6%増。うち石炭が同10.0%増、都市ガスが同4.3%増、電力が同1.1%増の一方、石油は同0.9%減。
・企業・事業所他部門、運輸部門は、新型コロナウイルス感染症による前年度の活動低迷からの回復などで増加。家庭部門は、行動制限緩和による在宅時間減などで減少。
◇供給動向
・一次エネルギー国内供給は前年度比4.1%増。化石燃料は同2.0%増と8年ぶりに増加。再生可能エネルギー(水力を含む)は9年連続で増加。
・発電電力量は前年度比3.2%増(1兆328億kWh)。非化石電源の割合は27.1%(同3.4%ポイント[%p]増)
・エネルギー自給率(IEAベース)は前年度比2.0%p増で東日本大震災より後で最高の13.3%。
◇エネルギー期限CO2排出動向
・CO2排出量は、前年度比2.1%増となったものの、2013年度比20.0%減となる9.9億トンとなり、2020年度に引き続き10億トンを下回った。
・電力のCO2原単位(使用端)は、ほぼ前年度なみの、0.47kg-CO2/kWh。

 https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230421001/20230421001.html

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