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国・行政の動き

2023/12/07
経済産業省、2022年度エネルギー需給実績を取りまとめ(速報)(11月29日)

◇需要動向
・最終エネルギー消費は前年度比2.9%減。うち石炭が同8.5%減、都市ガスが同2.6%減、石油が同2.5%減、電力は同1.8%減。
・企業・事業所他部門は物価上昇や海外景気悪化などで生産活動が鈍化したことにより減少、運輸部門はコロナ禍からの回復により2年連続で増加、家庭部門は微増。

◇供給動向
・一次エネルギー国内供給は前年度比2.3%減。化石燃料は同1.9%減の一方、再生可能エネルギー(水力を含む)は10年連続で増加。
・発電電力量は前年度比2.5%減(1兆82億kWh)。非化石発電比率は27.3%(同0.1%ポイント[%p]増)。
 ・エネルギー自給率(IEAベース)は、前年度比0.7%p減となる12.6%。

◇エネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出動向
・CO2排出量は、前年度比2.9%減、2013年度比22.5%減となる9.6億トンとなり、1990年度以降で最少。
 ・電力のCO2原単位(使用端)は、前年度比1.8%減となる0.46kg-CO2/kWh。

 https://www.meti.go.jp/press/2023/11/20231129003/20231129003.html

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