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2015/03/19
東芝燃料電池など、山口県で純水素型燃料電池システムの実証試験 (3月9日)

 東芝燃料電池システムは、山口リキッドハイドロジェン、長府工産、岩谷産業と共同で、次世代型の純水素型燃料電池を山口県周南市内の徳山動物園と周南市地方卸売市場に設置して実証試験を開始する。
 山口県が公募した「平成26年度 やまぐち産業戦略研究開発等補助金」事業に採択されたもので、エネファームの技術を応用して開発した出力700Wの純水素型燃料電池で水素燃料による実証試験を行う。世界最高水準の50%超の発電効率で、1~2分という短時間で発電を開始することができる。実証試験は2017年まで続ける。システムを設置する徳山動物園や周南市地方卸売市場では、水素によって発電した電気を、施設の照明や空調などに利用し、発電の際に作られた温水は、動物や野菜の洗浄用シャワーなどに利用される。

 http://www.toshiba.co.jp/product/fc/whatsnew/news/20150309.htm

◇岩谷産業
 http://www.iwatani.co.jp/jpn/newsrelease/detail.php?idx=1222

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